精力剤BIONERGYに対しての注意喚起(2019/3/21)

香港の衛生署は2019年3月21日にBIONERGYという精力剤に対して使用しないように注意喚起を行いました。

この精力剤には医薬成分ノルタダラフィル (タダラフィルに似た成分)が配合されており、使用することで健康被害の可能性があります。

勧告の全文はこちら(英語)

ノルタダラフィルとは?

ノルタダラフィルとは、ED治療薬の成分であるタダラフィル(商品名:シアリス)の分子構造をほんの少し変えた成分。

タダラフィルとほぼ同じ効果や副作用が推測されています。

過去にはタダラフィルやノルタダラフィルを別々に扱っていましたが、危険ドラックがその手法で「分子構造がほんの少し違うからセーフ」という抜け道で販売され続けていました。

現在では類似する成分は一括で禁止するルールに変更されています。今後新しい類似成分が登場してもタダラフィルの類似成分として扱われしかるべき処理が行われます。

これは日本だけでなく諸外国も同じです。

なおウィキペディアではバイアグラをはじめとしたED治療薬をアメリカでは市販で簡単に購入できるという記載がありましたが、現在ではアメリカでも医師の処方が必要となっています。

BIONERGYという精力剤とは?

BIONERGYのパッケージ

画像:香港衛生署より

BIONERGYは香港とアメリカの会社が製造・販売されている精力剤。

製造メーカーのサイトによると、米国カリフォルニア州に本社を置き、世界各地で事業を展開しているとのこと。香港でも購入ルートはあった模様。

サプリがシャーレ(ペトリ皿)ようなものに入っているのが特徴。

公開されている成分としては冬虫夏草、トンカットアリ、マカ、イワベンケイ、シベリアニンジン、ガラナ種子、レスベラトロール、ブドウの種、ノコギリヤシの実、カバ根、タンポポ根。

アメリカの公式サイトでは様々な技術研究のニュースなどを公開している為、しっかりとした研究機関のイメージがあります。

なぜこのようなことが起きたのか?

今回の事例ですが、原因として考えられるのは2つ。

  • 意図的に混入した
  • 工場の不備で不意に混入した

香港は中国の都市なので、製造も中国の工場で製造されているのでしょう。中国の同じ工場でタダラフィルを製造していた場合、その成分が混入してしまう可能性は否定できません。

衛生面でいえば中国は日本やアメリカなどと比べて遅れている部分があります。似たような事例は日本でも何度か報告があります。

一方、意図的に混入した可能性も捨てきれません。

いずれにしろ、個人輸入などでBIONERGYを使用するのはやめておいたほうがいいでしょう。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です